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苔の構造

​苔は3つのグループに分けられます

苔は植物分類学上では「蘚苔類(せんたいるい)」と呼ばれています。

蘚苔類は「蘚類」「苔類」「ツノゴケ類」の3つに分かれており、同じ苔植物でも見た目も作りも違いがあります。

1番多いのは蘚類で世界で約1万種、日本では1000種以上があります。

苔類は世界で約8000種、日本では600種以上あります。

ツノゴケ類は日本に17種とかなり少ないです。

その中で、代表的な蘚類と苔類を並べて比較していきます。

​苔には根がありません。仮根によって地面に固定されます。

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蘚類(せんるい )とは、コケ植物の一群で、スギゴケミズゴケなどを含む。

からなる茎葉体の体制をもち、寿命の長い胞子体をもつ。

一般に、苔類ツノゴケ類とは異なり、葉に中肋(ちゅうろく costa)とよばれる主脈状の細胞群がある。

苔類(たいるい)とは、コケ植物のうち有胚植物に属するグループ)に属する大きな一群である。

苔類ではゼニゴケジャゴケが有名であるが、これらは必ずしも苔類の典型ではなく、より多様な姿のものが含まれる。

ツノゴケ類(ツノゴケるい) は陸上植物の一群であり、蘚類苔類とともにコケ植物とよばれる。

本体である配偶体は茎や葉を欠く扁平な葉状体であり、そこから細長い角状の胞子体が生じる。

各細胞がふつうピレノイドを含む葉緑体を1個だけもつという点で、陸上植物の中で特異な存在である。

ミニ苔図鑑(苔テラリウムに同封の苔)

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スギゴケ

明るい場所を好むため、日当たりの良い枯山水の庭などに利用されることが多い。

近縁種でオオスギゴケは日陰に生える。

【栽培のポイント】

・通気がある上部開放容器で育てると育てやすい。

・明るい場所を好みます(室内の照明でもOK)

・直射日光は避けましょう。

【近縁種】

ウマスギゴケ・オオスギゴケ・コスギゴケ・タチゴケ

【特性】

乾燥に耐えることも出来ますが、水分が少なくなると葉を閉じてしぼんでしまいます。
葉が上向きに閉じかけてきたら、霧吹きなどで水を与えましょう。

【容器】

密閉型・クローズドタイプ      ・・・ × 形態が変化する場合があります

開放型・オープンタイプ      ・・・ 〇 栽培に向いています

半開放型・蓋に隙間があるタイプ ・・・ 〇 栽培に向いています

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シッポゴケ

ふさふさした尻尾のような形からシッポゴケの名前。

オオシッポゴケ、ナミシッポゴケなどシッポゴケの仲間を総称として扱っています。

森の木下などに生えており、明るめの日陰を好みます。

 

【栽培のポイント】

・水を与え過ぎないように注意しましょう。濡らし過ぎず、湿度を保ってあげるのがコツです。

・密閉度が高すぎると細く徒長しやすくなります。換気して湿度のバランスをとるようにしてみましょう。

【近縁種】

オオシッポゴケ・カモジゴケ・フデゴケ

【特性】

とにかく蒸れを嫌うため、夏の暑い時期の水やりには注意が必要です。
なるべく涼しい時間に霧吹きでお水を与えるようにしましょう。

【容器】

密閉型・クローズドタイプ      ・・・ × 形態が変化する場合があります

開放型・オープンタイプ      ・・・ 〇 栽培に向いています

半開放型・蓋に隙間があるタイプ ・・・ 〇 栽培に向いています

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林床の湿った倒木上に自生しており、マット状にひろがる。

繊細に枝分かれする姿が美しく、小さなシダのようにも見える。

仮根が発生しやすいので、着生として楽しむこともできます。

 

【栽培のポイント】

・乾燥に弱いので、極端な乾燥を繰り返すと、葉先が枯れやすい。

・密閉容器だと徒長して、マット状に育ちにくいので、マメに換気をすると育てやすい。

シノブゴケ

【近縁種】

ウマスギゴケ・オオスギゴケ・コスギゴケ・タチゴケ

【特性】

乾燥に耐えることも出来ますが、水分が少なくなると葉を閉じてしぼんでしまいます。
葉が上向きに閉じかけてきたら、霧吹きなどで水を与えましょう。

【容器】

密閉型・クローズドタイプ      ・・・ × 形態が変化する場合があります

開放型・オープンタイプ      ・・・ × 乾燥が苦手です

半開放型・蓋に隙間があるタイプ ・・・ 〇 栽培に向いています

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コウヤノマンネングサ

コウヤノマンネングサ科のコケで、山地の湿った土壌などに自生しています。

湿度と日陰を好むために、苔テラリウムに利用されることの多い苔です。

 

【栽培のポイント】

・新芽が間延びしやすいので、伸びてしまうときはマメに換気をすると育てやすい。

・日陰でも育ちますので、日陰か半日陰に置くようにしましょう。

【近縁種】

フジノマンネングサ・フロウソウ

【特性】

高温に弱く、乾燥には非常に弱いです。

湿潤を好みますが、水分が多すぎると根腐れをおこすため気を付けましょう。

【容器】

密閉型・クローズドタイプ    ・・・ △ 新芽の成長に支障が出ます

開放型・オープンタイプ     ・・・ × 乾燥が苦手です

半開放型・蓋に隙間があるタイプ ・・・ 〇 栽培に向いています

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フロウソウ

コウヤノマンネングサ科のコケで、コウヤノマンネングサや

フジノマンネングサに比べるとかなり小ぶり。

やや明るめの場所を好みます。

 

【栽培のポイント】

・新芽が間延びしやすいので、伸びてしまうときはマメに換気すると育てやすい。

【近縁種】

コウヤノマンネングサ・フジノマンネングサ

【特性】

高温に弱く、乾燥には非常に弱いです。

新芽が間延びしやすいので、伸びてしまうときはマメに換気をしましょう。

【容器】

密閉型・クローズドタイプ    ・・・ △ 新芽の成長に支障が出ます

開放型・オープンタイプ     ・・・ × 乾燥が苦手です

半開放型・蓋に隙間があるタイプ ・・・ 〇 栽培に向いています

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タマゴケ

柔らかな緑色が綺麗で人気のコケです。

暑さにやや弱くコケの先端が茶色く変色しやすいのが欠点。

蒔きゴケで増えやすいので、葉を細かく刻んでソイル上に蒔いて増やしたり、石の上に蒔いて着生させる楽しみ方ができます。

 

【栽培のポイント】

・夏の暑さや蒸れに弱いので特に夏は涼しい場所へ。

・最低気温が10度以下になると成長が良くなるので、

冬も涼しい場所で育てると良いでしょう。

【近縁種】

フジノマンネングサ・フロウソウ

【特性】

名前の由来とおり最も特徴的なのはやはり「朔」
2月中旬頃より、朔が見られます。

【容器】

密閉型・クローズドタイプ      ・・・ △ 蒸れに弱いです

開放型・オープンタイプ      ・・・ 〇 栽培に向いています

半開放型・蓋に隙間があるタイプ ・・・ 〇 栽培に向いています

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​スナゴケ

日当りの良い岩上などに自生しており、日当り乾燥に強い。

空気中の湿度を好みますが、群落が常に濡れた状態になるのを嫌います。

乾湿のメリハリを好むので、過湿状態が長く続くと調子が悪くなってしまう。

 

【栽培のポイント】

・撒きゴケでスタートするとテラリウム環境に馴染みやすい。

・フタのない容器や、通気がある容器を使うと育てやすい。

【近縁種】

エゾスナゴケ

【特性】

夏の暑さ、冬の寒さにも強いタフなスナゴケ。
乾燥にも強いので長い間水やりを忘れても問題なく育ちます。

ただし、蒸れないよう過剰に水分を与えたり、水持ちが良すぎる用土はNG。

【容器】

密閉型・クローズドタイプ    ・・・ × ジメジメするのが苦手です

開放型・オープンタイプ     ・・・ 〇 栽培に向いています

半開放型・蓋に隙間があるタイプ ・・・ 〇 栽培に向いています

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オオシラガゴケ

盆栽などの装飾に利用され「山苔」の名前でも流通しています。

空気中の湿度を好みますが、コケの塊が常に濡れた状態になるのを嫌います。苔テラリウムとしては育てやすく初心者向けです。

 

【栽培のポイント】

・水を多く含みすぎると黒ずんで傷むことがあります。

・水を与え過ぎないように注意してください。

・濡らし過ぎず、湿度を保ってあげるのがコツです。

【近縁種】

ホソバオキナゴケ・アラハシラガゴケ

【特性】

乾燥すると葉の先が白っぽくなり白髪のようであることから名前が付けられた苔です。

【容器】

密閉型・クローズドタイプ    ・・・ △ 群れに弱いです

開放型・オープンタイプ     ・・・ 〇 栽培に向いています

半開放型・蓋に隙間があるタイプ ・・・ 〇 栽培に向いています

ミニ苔図鑑

アラハシラガゴケ

盆栽などの装飾に利用され「山苔」の名前でも流通しています。

空気中の湿度を好みますが、コケの塊が常に濡れた状態になるのを嫌います。苔テラリウムとしては育てやすく初心者向けです。

 

【栽培のポイント】

・水を多く含みすぎると黒ずんで傷むことがあります。

・水を与え過ぎないように注意してください。

・濡らし過ぎず、湿度を保ってあげるのがコツです。

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カサゴケ

盆栽などの装飾に利用され「山苔」の名前でも流通しています。

空気中の湿度を好みますが、コケの塊が常に濡れた状態になるのを嫌います。苔テラリウムとしては育てやすく初心者向けです。

 

【栽培のポイント】

・水を多く含みすぎると黒ずんで傷むことがあります。

・水を与え過ぎないように注意してください。

・濡らし過ぎず、湿度を保ってあげるのがコツです。

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コツボゴケ

盆栽などの装飾に利用され「山苔」の名前でも流通しています。

空気中の湿度を好みますが、コケの塊が常に濡れた状態になるのを嫌います。苔テラリウムとしては育てやすく初心者向けです。

 

【栽培のポイント】

・水を多く含みすぎると黒ずんで傷むことがあります。

・水を与え過ぎないように注意してください。

・濡らし過ぎず、湿度を保ってあげるのがコツです。

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ゼニゴケ

盆栽などの装飾に利用され「山苔」の名前でも流通しています。

空気中の湿度を好みますが、コケの塊が常に濡れた状態になるのを嫌います。苔テラリウムとしては育てやすく初心者向けです。

 

【栽培のポイント】

・水を多く含みすぎると黒ずんで傷むことがあります。

・水を与え過ぎないように注意してください。

・濡らし過ぎず、湿度を保ってあげるのがコツです。

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ヒノキゴケ

盆栽などの装飾に利用され「山苔」の名前でも流通しています。

空気中の湿度を好みますが、コケの塊が常に濡れた状態になるのを嫌います。苔テラリウムとしては育てやすく初心者向けです。

 

【栽培のポイント】

・水を多く含みすぎると黒ずんで傷むことがあります。

・水を与え過ぎないように注意してください。

・濡らし過ぎず、湿度を保ってあげるのがコツです。

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ホソバオキナゴケ

盆栽などの装飾に利用され「山苔」の名前でも流通しています。

空気中の湿度を好みますが、コケの塊が常に濡れた状態になるのを嫌います。苔テラリウムとしては育てやすく初心者向けです。

 

【栽培のポイント】

・水を多く含みすぎると黒ずんで傷むことがあります。

・水を与え過ぎないように注意してください。

・濡らし過ぎず、湿度を保ってあげるのがコツです。

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ミズゴケ

盆栽などの装飾に利用され「山苔」の名前でも流通しています。

空気中の湿度を好みますが、コケの塊が常に濡れた状態になるのを嫌います。苔テラリウムとしては育てやすく初心者向けです。

 

【栽培のポイント】

・水を多く含みすぎると黒ずんで傷むことがあります。

・水を与え過ぎないように注意してください。

・濡らし過ぎず、湿度を保ってあげるのがコツです。

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